これからの寒い季節、ニットは必須アイテムといっても過言ではないくらい日常的に着るアイテムですよね。
タートルネックにカーディガンに・・ニットを使用したアイテムは、バリエーションも様々。
伸縮性があり身体に良く馴染み、独特の雰囲気があるニットですが、毛玉が出来てしまうとマイナスイメージになってしまいますね。
お客様からも、ニットを選ばれる時に、毛玉はどう？？と聞かれることがあります。

そこで、今日はニットの特徴とケアについてご紹介しようと思います。

ニットとは、糸を編んでできたものを言います。（当然ですが・・）
素材では、天然素材の綿・麻・シルク・ウール・カシミア、化学繊維のナイロン・ポリエステル・アクリル・ポリウレタン・レーヨンなどがあります。
季節的に言うと、ウール・カシミアを中心にシルク・アクリル・レーヨン・ポリウレタンがミックスされているニットも多いです。


毛玉はなぜ？？
ニットの中でも、ふわっとした風合い（毛あしの長い）ものは、やはり毛玉が発生しやすいと言えます。
毛玉は、摩擦によって発生するので、脇下や肘・袖付近とバックなどにこすれて毛玉になります。
毛あしの短いものでも、柔らかい風合いのものは同様毛玉になりやすくなります。


普段の過ごし方で毛玉を少しでも予防するには？？
ニットを休ませながら着ることです。
やはり、気に入っているから・・・といっても、毎日ヘビーローテーションで着てしまうと毛玉が出来やすく、劣化を速めてしまいます。
ニットを着る際には、アンダーにシャツやカットソーを着て摩擦をなるべく少なくしてあげてください。
また、ニットと地肌が直に接するのを避けることで、汚れにくくなります。
洗濯回数を減らすことは、毛玉の発生を予防する大きなポイントです。

バックはショルダーや脇に抱えず、手に提げて持って頂きたいですね。
普段からちょっとした気遣いで毛玉も出来にくくなり、結果的にニットを長く着ていただけることにつながります。


お洗濯は？？
基本的には、
品質表示タグに記されている通りにして頂くのがベストです。
家でお洗濯する場合は、手洗いです。この場合、裏に返してきちんと畳んでネットに入れて下さい。３０度以下の水で、揉んだり、こすったりせず押し洗いをしてください。
ポイントは、最初から最後まで同じ温度の水で、静かに丁寧に洗うことが大切です。
すすいだ後は、軽く押してしぼりバスタオルに挟んでタオルドライをし、通気性の良い日陰で平干ししてください。


出来てしまった毛玉は？？
一番いい方法は、はさみで丁寧に毛玉を切り取ることです。はさみであれば、ローゲージでもハイゲージでも、模様編みでも切り取れます。
面倒な場合は、電動毛玉取り機や顔そり用Ｔ字剃刀で剃り落すと綺麗になります。ただし、模様編みがないもので、ハイゲージむきです。
どちらも下の糸を切り落とさないよう細心の注意をしながら行ってください。
また、毛玉を引っ張って取ることは避けて下さい。編み目が壊れる原因にもなりますし、繊維がくずれ毛玉の原因になってしまいます。

普段の生活のちょっとした気遣いで変わってきます！！！
買って下さったお洋服を末永く愛して下さる事が、こだわって、こだわって洋服を仕入れ・販売する私たちモアメームの願いです。
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